【自然の中で】葉っぱで簡単！昔ながらの葉っぱジャンケン遊び方
葉っぱジャンケンとは？自然の中で楽しむ simple な遊び
外に出て葉っぱを拾うだけでも、子供たちは様々な発見をして喜びます。そんな身近な葉っぱを使って簡単にできる昔ながらの遊びの一つに、「葉っぱジャンケン」があります。特別な道具や広い場所も必要なく、葉っぱが手に入る場所ならどこでも楽しめます。
この遊びの魅力は、自然に触れながら、葉っぱの形や大きさの違いに注目すること。子供たちの観察力を育み、植物への興味を引き出すきっかけにもなります。また、じゃんけんのルールを理解し、相手とのやり取りを学ぶコミュニケーションの機会にもなります。体力をあまり使わないため、年齢を問わず、お孫さんと一緒に気軽に楽しむことができます。
葉っぱジャンケンの遊び方
葉っぱジャンケンにはいくつかのやり方がありますが、ここでは代表的な二つの方法をご紹介します。どちらも簡単なルールなので、すぐに始められます。
必要なもの
- 様々な形や大きさの葉っぱ：拾えるだけたくさんあると、選ぶ楽しみが増えます。
遊ぶ場所
- 公園、庭、河原、森の近くなど、葉っぱが落ちている場所ならどこでも遊べます。安全な場所を選びましょう。
遊び方1：葉っぱの形や大きさで勝敗を決める方法
この方法は、葉っぱの形や大きさを比べて勝敗を決めます。
- 葉っぱを集める
- 一緒に外に出て、地面に落ちている様々な種類の葉っぱを集めます。
- 破れていない、比較的きれいな葉っぱを選ぶと良いでしょう。
- じゃんけんの準備
- 集めた葉っぱの中から、お互いに「これぞ！」と思う葉っぱを一枚ずつ選びます。
- このとき、「大きい葉っぱが強い」「ギザギザした葉っぱが強い」など、事前に簡単なルールを決めておくと面白いでしょう。
- じゃんけん！
- お互いに選んだ葉っぱを見せ合います。
- 事前に決めたルールに基づき、どちらの葉っぱが強いか（勝っているか）を決めます。例えば、「大きい葉っぱが勝ち」なら、より大きい葉っぱを選んだ方が勝ちです。
- 勝敗がつきにくい場合は、もう一度葉っぱを選び直したり、別のルールを追加したりしても構いません。
- 繰り返し楽しむ
- 勝敗が決まったら、また新しい葉っぱを選んでじゃんけんを繰り返します。
遊び方2：昔ながらの「ツルゲー」ルールを使う方法
地域によって呼び方やルールに違いがありますが、「ツルゲー」「ツルゲンコ」などと呼ばれる遊び方も葉っぱジャンケンの一種です。細長い葉っぱのツル（葉脈）を使って絡め合い、引っ張り合ってどちらかの葉っぱが切れたら勝ち、という遊び方です。ここでは、タンポポやオオバコなどの比較的丈夫な葉っぱの茎や、細長い葉を使う遊び方を想定します。
- じゃんけんに使う葉っぱを選ぶ
- 根元からツル（茎）のついた細長い葉っぱや、丈夫な茎を選びます。タンポポの茎や、オオバコの葉などがよく使われます。
- 葉っぱを準備する
- 選んだ葉っぱや茎の先を、じゃんけんしやすいように少し加工することもあります。例えば、タンポポの茎なら、先に小さな輪を作るなど。これは遊び方によって異なりますが、 simpler にツルをそのまま使うだけでも構いません。
- じゃんけん！
- お互いに選んだ葉っぱのツル（または茎）の先を絡め合わせます。
- 「ツルゲー、ツルゲー、ジャンケンポン！」などの掛け声とともに、お互いの葉っぱをゆっくりと引っ張り合います。
- 勝敗
- 相手の葉っぱのツルが切れたら勝ちです。
- 両方の葉っぱが同時に切れた場合は引き分けです。
安全上の注意点
- 葉っぱを選ぶ際の注意点： むやみに口に入れたりしないように注意してください。虫がついていたり、犬の散歩などで汚れていたりすることもあります。遊ぶ前に葉っぱの状態を確認しましょう。また、ウルシなどかぶれる可能性のある植物の葉には触らないように気をつけましょう。
- 場所の安全確認： 遊ぶ場所の周囲に危険なものがないか、交通量が多くないか、足元が滑りやすくないかなどを確認してください。夢中になりすぎて転んだりしないように見守りましょう。
- 無理のない姿勢で： 葉っぱを拾う際や、葉っぱを見せ合う際に、無理な姿勢で腰や膝に負担がかからないように、適度に休憩を挟みながら楽しみましょう。
- 遊び終わったら手を洗う： 葉っぱや土に触れた後は、必ず石鹸で手を洗いましょう。
飽きさせない工夫・アレンジ
- 「葉っぱ図鑑」を作る： じゃんけんに使った葉っぱを拾っておき、家に帰ってから葉っぱの名前を調べたり、押し花にして「葉っぱ図鑑」を作ったりするのも楽しい活動です。
- オリジナルルールを作る： 遊び方1の場合、「一番色が濃い葉っぱが勝ち」「一番小さい葉っぱが勝ち」など、子供と一緒にオリジナルのルールを考えてみることで、より創造的に楽しめます。
- 物語をつくる： 葉っぱそれぞれに名前をつけたり、選んだ葉っぱで小さな物語を作ったりしながら遊ぶと、想像力が膨らみます。
- 集めた葉っぱでアート： じゃんけんの後は、集めた葉っぱを使って地面に絵を描いたり、並べて模様を作ったりするのも良いでしょう。
まとめ
葉っぱジャンケンは、自然の恵みである葉っぱを使った、とてもシンプルでありながら奥深い遊びです。特別な準備や道具が不要なので、思い立ったときにすぐに始められます。お孫さんと一緒に葉っぱを探し、形や色に注目し、時には引っ張り合って笑い合う時間は、きっと心に残る思い出となるでしょう。安全に気をつけながら、ぜひ身近な自然の中で葉っぱジャンケンを楽しんでみてください。