そとあそび大百科

【自然の中で】指先で楽しむ!葉っぱを鳴らす昔ながらの遊び方

Tags: 自然遊び, 葉っぱ遊び, 昔ながらの遊び, 簡単遊び, 自然の音

自然の音が楽しい!葉っぱを鳴らす遊びの魅力

特別な道具がなくても、身近な葉っぱ一枚で楽しめる昔ながらの遊びがあります。それが「葉っぱ鳴らし」です。葉っぱの間に息を吹き込むことで、不思議な音が生まれます。この遊びは、子供たちにとって、自然の葉っぱから音が出るという驚きや発見があり、五感を刺激する貴重な体験となります。

静かな自然の中で、鳥の声や風の音に混じって自分たちが出す葉っぱの音が響くのは、心地よいものです。体力もほとんど必要なく、場所を選ばずできるため、小さなお子さんから大人まで、どなたでも気軽に挑戦できます。葉っぱの種類によって音色が変わるのも、この遊びの面白い点です。

必要なもの・場所

必要なもの

遊ぶのに適した場所

具体的な葉っぱの鳴らし方・手順

葉っぱを鳴らすにはいくつかの方法があります。ここでは代表的な二つの方法をご紹介します。どちらも最初はなかなか音が鳴らないかもしれませんが、コツを掴むと面白いように音が響くようになります。

方法1:柏手のようにはさむ

  1. 葉っぱの準備: 適度な大きさ(手のひらに収まるくらい)の葉っぱを一枚選びます。
  2. 葉っぱを挟む: 葉っぱを広げた手のひらの上に乗せ、もう一方の手をかぶせるようにして、柏手のように葉っぱを挟みます。このとき、手のひらの根元側はぴったりと閉じ、指先側には少し隙間ができるようにします。葉っぱの葉脈が縦方向になるように挟むと音が鳴りやすいと言われます。
  3. 息を吹き込む: 指先側の隙間に向かって、強く「ふーっ」と息を吹き込みます。ちょうど、指笛を吹くようなイメージです。
  4. 音が出るか確認: 手の形や息の吹き方、葉っぱの位置を少しずつ変えながら試してみてください。うまくいけば、「ブー」というような低い音が鳴ります。

方法2:指の間に挟んで吹く

  1. 葉っぱの準備: 方法1と同様に、適度な葉っぱを一枚用意します。
  2. 葉っぱを挟む: 人差し指と親指を使って、葉っぱの葉脈が横方向になるように、葉っぱの縁を軽く挟みます。このとき、葉っぱがピンと張るように持ち、指の間に小さな隙間を作ります。
  3. 息を吹き込む: 葉っぱと指の間にできた小さな隙間に向かって、息を吹き込みます。
  4. 音が出るか確認: 葉っぱの角度や指で挟む強さ、息の吹き込む量などを調整しながら試します。コツを掴むと、「ピー」というような笛のような高い音が鳴ります。

最初は難しいかもしれませんが、何度か試しているうちに、突然「プッ」と音が鳴ることがあります。その時の子供たちの嬉しそうな顔を見るのも、この遊びの醍醐味です。

安全上の注意点

飽きさせない工夫・アレンジ

まとめ

葉っぱ鳴らしは、身近な自然の素材一つで、手軽に、そして奥深く楽しめる昔ながらの遊びです。道具の準備に時間をかける必要もなく、体力も使わないため、お子さんやお孫さんと一緒に、気軽に試していただけます。

自然の中で葉っぱを手に取り、音を出すというシンプルな体験は、子供たちの感性を豊かに育み、自然への興味を深めるきっかけとなるでしょう。ぜひ、晴れた日に外に出て、葉っぱの不思議な音色を子供たちと一緒に発見してみてください。