【自然の中で】身近なもので簡単!太陽の光で遊ぶ「ひかりおばけ」遊び方
太陽の光でキラキラ!簡単「ひかりおばけ」遊び
晴れた日の外、窓辺に差し込む太陽の光は、それだけで温かく、気持ちを明るくしてくれます。この自然の光を使って、子供と一緒に楽しめる簡単で不思議な遊びがあります。それは、身近な鏡や古いCDなどを使って光を反射させ、壁や地面にキラキラとした光の模様を映し出す「ひかりおばけ」遊びです。
特別な道具や体力はほとんど必要ありません。太陽の光と、光を反射させるものがあれば、すぐに始められます。ゆっくりと光を動かしたり、壁を走り回る光を追いかけたり、そのシンプルな動きと輝きは、子供たちの好奇心をくすぐり、大人も童心に帰って楽しめるものです。
「ひかりおばけ」遊びの魅力と楽しさ
「ひかりおばけ」遊びの魅力は、なんといってもその手軽さと、光の不思議さ、そして予測不能な動きにあります。
- 準備が簡単: 必要なのは太陽の光と、反射するものだけです。
- 体力が不要: 座ったり、立ったまま、ゆっくりと道具を動かすだけで楽しめます。体力に自信がない方でも無理なく遊べます。
- 子供が夢中になる: キラキラと動く光は、まるで生きているように見え、子供たちはそれを追いかけたり、捕まえようとしたりして夢中になります。
- 創造力が養われる: 光の動きや形を変えたり、色をつけたりと、様々なアレンジが可能です。
- 自然の光を感じる: 太陽の光という自然の要素に触れ、その美しさや力強さを感じることができます。
必要なものと遊ぶ場所
この遊びに必要なものは、本当に身近なものばかりです。
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必要なもの:
- 手鏡やコンパクトミラー
- 使わなくなった古いCDやDVD
- (アレンジ用)カラーセロハン、小さなガラス片など光を反射するもの
- (アレンジ用)ハサミやテープ(セロハンを貼る場合)
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遊ぶ場所:
- 太陽の光が十分に当たる場所が必要です。
- 屋外の公園や庭、広場などが最適ですが、日当たりの良い室内の壁や床でも楽しめます。
- 光を反射させる壁や地面があると、よりはっきりと「ひかりおばけ」を映し出せます。
「ひかりおばけ」遊び方・手順
とても簡単な遊び方です。お子さんと一緒に試してみてください。
- 道具の準備: 手鏡やCDを準備します。鏡の場合は、光を反射させる面がきれいなものを選びましょう。CDは、裏側のキラキラした面を使います。
- 場所を選ぶ: 太陽の光がよく当たり、光を映し出せる壁や地面がある場所を選びます。
- 光を反射させる: 鏡やCDを太陽に向けて持ちます。角度を調整すると、太陽の光が壁や地面に反射してキラキラした光の模様(ひかりおばけ)が映し出されます。
- 動かして遊ぶ: 鏡やCDの角度をゆっくりと変えたり、少し揺らしたりしてみましょう。壁や地面の「ひかりおばけ」が動いたり、形を変えたりします。子供と一緒に「ひかりおばけを追いかけよう!」「隠れたひかりおばけを見つけよう!」などと声をかけながら楽しめます。
- 形を作る: 光を映す面に手をかざしたり、工夫したりすると、光の形を変えることができます。どんな形ができるか、子供と一緒に試してみるのも面白いでしょう。
安全上の注意点
太陽の光を使った遊びですので、安全には十分な注意が必要です。
- 太陽を直接見ない: 最も重要な注意点です。太陽を直接見ると、目を傷める危険があります。必ず壁や地面に反射させた光を見るようにし、太陽自体は絶対に見ないようにしましょう。
- 反射光を人に向けない: 反射させた光を、他の人の顔や目に直接当てないように注意してください。特に子供の目に当てると危険です。周りに人がいないか確認し、遊ぶ場所を選びましょう。
- まぶしさに注意: 反射光が強すぎてまぶしい場合は、遊ぶのをやめるか、光の量を調整してください。
- 休憩を挟む: 夢中になると時間が経つのを忘れてしまうこともあります。適度に休憩を挟み、目を休ませましょう。
- 道具の取り扱い: 鏡が割れないように注意したり、CDの端で指を切ったりしないように気をつけましょう。
対象年齢の目安
大人がしっかり見守ることを前提とすれば、3歳頃の幼児から小学校低学年の子供まで、幅広い年齢で楽しめます。反射光の危険性を理解できる年齢であれば、より安全に遊ぶことができます。
飽きさせない工夫・アレンジアイデア
遊び方を少し工夫すると、さらに面白くなります。
- 「ひかりおばけ」を追いかける: 壁や地面を動く光を、子供が手や体で追いかける遊びです。
- 隠れている「ひかりおばけ」探し: 部屋の隅や家具の裏など、見つけにくい場所に光を映し、「どこにいるかな?」と探す遊びです。
- 色付き「ひかりおばけ」: 透明な定規や、赤い、青いなどのカラーセロハンを鏡やCDにかざしてみましょう。反射する光の色が変わって見えます。複数の色を試したり、重ねてみたりするのも面白いです。
- 影絵との組み合わせ: 反射光を映し出した壁に、手や体で影絵を作ってみましょう。光と影が組み合わさって不思議な模様が生まれます。
- 複数の光で遊ぶ: 鏡やCDが複数あれば、複数の場所から同時に光を反射させて遊べます。光同士をぶつけたり、一緒に動かしたりするのも楽しいでしょう。
- 屋外の自然と遊ぶ: 木の葉っぱの間から漏れる光に反射光を当てたり、水たまりに映る空に反射光を重ねたりと、屋外ならではの自然の風景と組み合わせて楽しむのもおすすめです。
まとめ
「ひかりおばけ」遊びは、太陽の光と身近な道具だけで楽しめる、シンプルながらも子供たちの好奇心や想像力を刺激する素敵な遊びです。体力を使う心配もなく、準備も簡単なので、お孫さんとのちょっとした時間にぴったりです。
安全上の注意をしっかりと守りながら、キラキラと輝く光の不思議を、ぜひお孫さんと一緒に体験してみてください。壁や地面を飛び回る光の姿は、きっとお子さんにとって忘れられない夏の思い出となるでしょう。