【自然の中で】拾った石で簡単!昔ながらのお手玉アレンジ遊び方
自然の中で拾う石が楽しい!お手玉アレンジ遊びの魅力
子供の頃、布袋に小豆などを入れたお手玉で遊んだ思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。お手玉は、指先を使いながら集中力やリズム感を養える、昔ながらの素晴らしい遊びです。
今回ご紹介するのは、お手玉の布袋の代わりに、自然の中で拾った「石」を使うアレンジ遊びです。公園や河原、庭先など、身近な場所で気軽に始めることができます。石を拾うところから遊びが始まり、自然の感触や形に触れる楽しさもあります。特別な準備もほとんどいらず、体力に自信がない方でも座ってゆっくり楽しめるのも嬉しい点です。孫と一緒に、自然の恵みを使ったお手玉に挑戦してみませんか。
遊びの概要と楽しさ
「石お手玉」は、基本的には普通のお手玉と同じように、いくつかの石を空中に投げ上げてキャッチする遊びです。しかし、布のお手玉とは違う、石ならではの面白さがあります。
- 自然との触れ合い: 遊び道具である石を自分で探して集める過程そのものが楽しい活動です。石の色、形、大きさに触れ、自然の多様性を感じることができます。
- 指先への刺激: 石の硬さや重さは、布のお手玉とは異なる触感を与えます。指先や手のひらへの適度な刺激は、脳の活性化にもつながると言われています。
- 手軽さ: 石さえあれば、いつでもどこでも始められます。特別な道具や広い場所も必要ありません。
- アレンジの多様性: 拾った石の特徴を活かしたり、ルールを工夫したりすることで、様々な遊び方が可能です。
必要なもの・場所
必要なもの
- 石: 3個〜5個程度。遊びたい人数や難易度に応じて調整してください。
- 遊ぶ場所: 石が拾える場所(公園、河原、庭など)であれば、そのまま遊べます。室内で遊ぶ場合は、あらかじめ石を拾ってきてください。
石選びのポイント
- 大きさ: 子供の手のひらに収まる程度の、あまり大きすぎない石を選びましょう。握った時に指先でコントロールしやすいサイズが良いです。
- 形: 角がなく、丸みを帯びた石が安全です。尖っている石や割れやすい石は避けてください。
- 表面: ザラザラしすぎず、適度に滑らかな方が持ちやすいです。
- 数: 最初は3個から始め、慣れてきたら数を増やしてみましょう。
- 安全性: 拾った石は、土や汚れが付いている場合があるので、可能であれば洗ってから使うのが望ましいです。
具体的な遊び方/手順
基本的なお手玉の遊び方を中心に、石を使った場合の手順をご説明します。
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石を集める:
- 遊ぶ場所で、安全で適度な大きさの石を必要な数だけ拾います。
- 孫と一緒に「どんな石がいいかな?」「丸い石を探そうね」などと話しながら探すと楽しいでしょう。
- 拾った石は、可能であれば一度洗って乾かします。
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一人で遊ぶ - 基本動作:
- 石を全て片手に持ちます。
- 1個の石を軽く上に投げ上げます。
- 投げ上げた石が落ちてくる間に、手に持っている残りの石を下に置きます。
- 落ちてくる石をキャッチします。
- 床に置いた石を拾います。
- これを繰り返します。慣れてきたら、投げ上げる石の数を増やしたり、手に持つ石の数を増やしたりして挑戦します。
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二人で遊ぶ - 交換やパス:
- 向かい合って座ります。
- 各自が石をいくつか持ちます。
- 「いち、にい、さん」などの合図で、お互いに持っている石を相手に投げ合い、キャッチします。落とさないように続けるゲームです。
- 石を1個だけ持って、相手にパスしてキャッチする練習をするのも良いでしょう。
安全上の注意点
石を使った遊びには、いくつかの注意点があります。安全に楽しく遊ぶために、必ず確認してください。
- 石の選定: 必ず角がなく、手に馴染む丸い石を選んでください。尖った石や小さすぎる石は危険です。
- 場所の確認: 周囲に他の人がいない広い場所を選びましょう。硬い床や滑りやすい場所は避け、地面が土や草の上が理想です。
- 投げる高さ: 高く投げすぎるとキャッチが難しくなり、思わぬ方向に飛んでしまう可能性があります。低めに、コントロールできる高さで投げるようにしましょう。
- 誤飲の防止: 小さすぎる石は、小さなお子さんが口に入れてしまう危険があります。対象年齢に合った大きさの石を選ぶか、口に入れないよう十分注意してください。特に乳幼児がいる場合は、遊ばない石は片付けるなどの配慮が必要です。
- 体力に合わせた休憩: 同じ姿勢で長く遊びすぎると、肩や腕が疲れることがあります。適度に休憩を挟みながら遊びましょう。地面に座って遊ぶ場合は、冷え対策なども考えてください。
対象年齢の目安
石を握って投げたりキャッチしたりする動作は、おおよそ5歳頃から楽しめるでしょう。ただし、石の大きさや重さ、遊び方の難易度を調整することで、より小さな子でも、石を探したり触ったりするところから楽しめます。小学校低学年くらいまでは基本的なお手玉の動きをマスターするのに適しており、高学年になるとアレンジを加えてさらに高度な技に挑戦できるようになります。
飽きさせない工夫/アレンジ
石を使ったお手玉は、工夫次第で様々な遊び方ができます。
- 石に絵を描く: 拾ってきた石に、水性ペンなどで顔や模様を描いてみましょう。自分だけの可愛い「お手玉石」ができます。
- 石の色や形を意識する: 「今度はこの色の石だけキャッチしよう」「この変わった形の石を落とさないようにしよう」など、石の特徴をルールに加えると面白いです。
- 競争する: 「落とさずに何回続けられるか」を数えて競い合ったり、二人でパスを続ける回数を競ったりするのも良いでしょう。
- 的当て: 地面に円を描いたり、空き箱などを置いたりして、お手玉の石を投げ入れる的当てゲームにするのも楽しいアレンジです。
- 難易度アップ: 石の数を増やしたり、座ってから立ってキャッチするなど動きを加えたり、片手だけで挑戦したりと、難易度を上げて挑戦するのも達成感があります。
まとめ
自然の中で拾った石を使ったお手玉遊びは、昔ながらの遊びに新しい発見を加える楽しいアイデアです。石を探す宝探しのようなワクワク感から始まり、指先を動かす集中力、そして落とさないようにキャッチするちょっとしたスリルまで、様々な要素が含まれています。
身近な場所で、特別な準備なく始められるこの遊びは、孫との時間を豊かに彩るでしょう。安全に注意しながら、自然の恵みを感じながら、ゆったりとしたペースで楽しんでみてください。きっと、子供たちの笑顔と、昔を思い出す懐かしい気持ちに出会えるはずです。